ミヒャエル・エンデ〜第三次世界大戦2〜

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エンデさんが言われた第三次世界大戦では、子供たちは何の武器も持っていません。

時間の戦争でもあるとおっしゃいましたが、なぜこのような危機を戦争というように考えられるのでしょうか。

 

【エンデ】

 私たちの子孫の生きる空間を文字どおり奪うからです。

私たちは大地を破壊し、空気を汚染し、河川・海を荒廃させます。

この先、何千年も足りるであろう資源を無意味に消費しています。

私たち自身の子供や孫を生きづらくしているのです。

将来、彼らが地球上で生きることは、とても困難になるでしょう。

 

 ドイツで実施された四千人の自動を対象としたアンケートを読んだことがあります。

そこでの子供たちへの問いは、自分たちの未来をどのように想像するか、ということでした。

子供たちの答えは、私を震撼させました。

子供たちが自分たちを待ち受けている未来をなんとはっきり意識していることか!

その未来像は、例えば地下室や地下鉄の構内でなければ生きることができず、太陽の下にでられない。

(中略)

子供たちは部分的に砂漠化した地域が出てくることを知っているのです。

 

引用:ミヒャエル・エンデ ,河邑 厚徳 ,田村 都志夫 訳 『エンデの文明砂漠 ミヒャエル・エンデと文明論 (アインシュタイン・ロマン6)』,日本放送出版協会 ,1991,p.15

 

アインシュタインロマンは、もともとはNHKで放映された番組でした。

18年前、この番組や本を見て感銘を受けた方も多かったのではないでしょうか。

しかし、正直なところ、当時の私は何をしてよいのか全くわかりませんでした。

 

そして現在、未来に対しての戦いを始めた人たちがいます。

興味がある方は、秋月だよりを購読してみてください。

 

ミヒャエル・エンデの文明論 目次

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