子供たちに希望に満ちた、生き生きとした未来像を与えるのは、大人たちの責任だと思います。
どうしたらよいとお考えですか。
【エンデ】
子供たちの問題を真剣に受け止めることです。
これからもすべてが今までのように続いていくと惰性的に考えてはいけません。
例えば、フロンガスがオゾン層を破壊することは皆知っています。
同じことが私たちが使っている冷蔵庫にも言えます。そこでも同じガスが使われています。
それにもかかわらず、少なくとも冷蔵庫を粗大ゴミにするときには、今までと同じように単にプレスするだけです。
ガスは大気中に逃げてしまいます。
なぜでしょうか。そうしないとコストが高くなるからです。
採算が合わないという経済的な要因が、さまざまな局面に出てくるのです。
しかし、私たちにできることは、この子供たちの救いを求める声に応える以外にはありません。
引用:ミヒャエル・エンデ ,河邑 厚徳 ,田村 都志夫 訳 『エンデの文明砂漠 ミヒャエル・エンデと文明論 (アインシュタイン・ロマン6)』,日本放送出版協会 ,1991,p.16
環境問題とコストは密接に関わっています。
さらに利権もからみ、問題を難しくしています。
未来に対して危機感をいだいている方は、秋月だよりを購読してみてください。

コメントする